環境ベンチャー都市づくり
現在は存在しないが、将来は大きな需要が見込まれるものが次代の産業となります。
日本はもちろんのこと先進国の各都市が、そうした産業の創出に躍起となっていますが、もともと、京都の技術力と研究開発力は世界のどの都市にも引けを取りません。それでもなお、こうした激しい競争を勝ち抜くには、他都市にない優位性を活かすことが重要です。幸い、京都議定書により、KYOTOは、環境ブランドとして世界に定着しています。
そこで、こうした優位性を活用して環境産業を次代の産業として育てます。
主な取組み
1.南部高度集積地区を環境産業都市に
南部高度集積地区に環境産業を集積させます。 そのため、この地区に立地を希望する環境産業については、税制や助成金等による優遇措置を用意し、その立地促進をはかります。
2.CDM指定運営機関の設立または誘致
今後の環境産業の発展は京都議定書で提案された「京都メカニズム」の実施に掛かっていますが、このメカニズムの中心となるのが温室効果ガスの排出削減量を国と国との間で取引できるという「クリーン開発制度」(CDM)です。そして、こうしたCDMプロジェクトをチェックし認証するのが、CDM理事会から信任されたCDM指定運営機関です。
そこで、この機関を南部高度集積地区に設立または誘致することによって、同地区における環境産業集積の核とします。3.環境産業フェアの定期開催
京都を環境産業のメッカとするため毎年南部高度集積地区において世界中の環境産業を一同に集めたフェアを開催します。
歩いて触れる文化博物館都市づくり
余暇活動の多様化と観光地の広域化により、観光客の誘致合戦はますます激しくなっています。
そうした中で京都の観光客を今以上に誘致するには、観光地としての京都の魅力を常にレベルアップする必要があります。
そもそも、京都観光の魅力は、街そのものが日本文化の博物館でありそして、そんな街を歩くことでそれらを生きたままに触れられるところにあります。そこで、京都の街全体を博物館に見立てこれらをゆっくりと歩いて回れる観光地づくりを進めます。
主な取組み
1.隠れた名所探検隊の展開
観光地の魅力をレベルアップするには、まず、新たな名所を創出することが必要ですが、千年の都京都には、歴史上は有名あるいは貴重なものでも、街の片隅にひっそりと忘れられた史跡が数多く存在します。そこで、これらを市民挙げて発掘・発見する探検隊を組織し、市民自らが京都の新たな魅力に驚き楽しむ機会を創出するとともに、その発見を基に新たな名所づくりを行います。
2.京(みやこ)の文化博物館の建設
京都の文化は公家の文化を中心に武家の文化や町衆の文化が折り重なって熟成され、これが千年以上もの間、日本各地に伝播して今日の日本文化が形成されたといわれます。それだけに、京都の本当の凄さを伝えるには、こうした背景や構造を体系的に示すことが必要です。そこで京都の文化の特徴と、それが現代の日本文化にどのように息づいているかを楽しみながら学習することのできる博物館を建設し、京都観光の付加価値を高めるとともにそれ自体を新しい観光名所とします。
3.歩いて回れる観光地づくり
嵐山嵯峨野をはじめ大原、清水であれ、あるいは錦商店街を中心とする都心部であれ、京都観光の魅力の半分は名所周辺や街並みを散策するところにあります。そこで既存の名所の魅力をレベルアップするために、観光名所の周辺から可能な限り自動車交通を排除し、ゆったりと散策できる観光地づくりを進めます。