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「子どもが主役」の子育て対策

本来、子どもは、この世に生まれた時から社会に巣立つまで、一人の人間として立派に育てられる権利を有しています。もしも、親の事情によって、そうした権利が保障されない場合は、社会が代わって子どもの権利を守らねばなりません。従来の子育て対策は、総じて親の観点から考えられてきました。親は自分を犠牲にしても子どもを大切に育てるという前提が成り立つ時代はそれでも良かったのですが、親の一人一人が自分たちの権利を主張する現代では「子どもが主役」を前提に対策を考えることが重要です。

主な取組み

1.いつでも誰でも入れる保育所の確保

保育所の不足により子どもたちが大切に育てられる権利が侵害されているとすれば、それは社会の責任です。そうした事態をなくすため、希望すれば、いつでも誰でも入れるだけの保育所を確保します。

ただし、単に数を揃えるだけでは、親の送り迎えが困難な場合には役に立ちません。このため、どこでもいつでも送迎できるサービスも福祉施策として行います。

2.保育時間の24時間化

また社会の24時間化にともない、保育体制もこれに対応することが必要となっています。このため、保育時間の24時間化体制を整えます。

3.学童クラブ事業の充実

基本的に、親の生活時間と子どもの生活時間は一致しないのが普通です。このため、共働き家庭等の小学生を下校時から預かる京都市の学童クラブでも、なお、クラブ終了後や休日は子どもが一人ぼっちになってしまいます。また現在の学童クラブは小学校の3年生までを対象としていますが、高学年でも保護が必要な児童はいるはずです。そこで、こうしたケースにも対応するため、学童クラブのサービス時間を大幅に延長するとともに、高学年でも利用できるようにします。

4.地域クラブによる小中学生の子育て

小学校の高学年、ましてや中学生ともなると、ただ単に施設で待っているだけでは我慢できません。この年齢になると、あふれるエネルギーと好奇心を前向きに発散させることも必要です。そこで、地域の大人がリーダーとなって、スポーツクラブや文化クラブを開き、そうした子どもたちの欲求に応える体制を整えます。